【書評】『自信をつける習慣』(内藤誼人 著)を読んだ感想&自分が取り入れた習慣

書評

どうも、マシュマロパパです。

今回は、内藤誼人さん著の『自信をつける習慣』という本を読んだ感想を書いてみます。

この本には、全部で58の「ヒント」が書かれています。一つ一つがサクサク読めるボリュームで、「これならできるかも」と思った事を試しやすい構成になっていると感じました。

僕のような「自己肯定感が低めな人間」には刺さる内容が多かったです。

僕がこの本を読んで、実際に生活に取り入れている7つのポイントを以下にご紹介します。

この他にも沢山の「自信をつける」テクニックが紹介されている良書ですので、皆さんも実際に手に取って読んでみてください。

「思い出」や「写真」で自信が生まれる

自信がない人(=僕)は、ついつい悪いことばかり考えてしまいがち。
そういう人は、楽しかった思い出を振り返る事を習慣にすると良いそうです。

僕の場合、「家族全員で行ったディズニー旅行」が思い出しやすく、何度も使えます。
長男と何度もアトラクションに乗ったり、家族全員でレストランで食事をしたり…
昨日の事のように、何度でも思い出して、良い気分になれます。

あと、誰かの笑顔(の写真)を見るのも良いんだとか。

早速、子どもたちが笑っている写真をスマホの待ち受けにしてみました。
これ、意外と効きますね…心が前向きになる気がします。

パパ
パパ

メンタルが落ち込んだ時にやる…というよりも、時間があればやっておこう…という感じ。それが「習慣」になれば、前向きな思考が身に付きそうですね。

悩みや愚痴は何度も話さない

悩みや愚痴って、人に話すと良いってのが通説になっていますよね。
本書では、それに「待った」をかけています。

確かに、悩みや愚痴って誰かに言った所で解決する訳でもないし、言えば言うほど嫌なイメージを何度も繰り返し味わってしまう事になります。言うとしても「1回」を限度とすべきらしいです。

これは「なるほど」と思いましたね。「1回しか言わない(言えない)」と思えば、信用のおけない相手に迂闊に愚痴をこぼして、周囲の印象を悪くするようなリスクも減らせます。

パパ
パパ

どうしても言いたい時は、信頼できる友人や家族に、なるべく簡潔に打ち明けて「ハイ終わり」くらいが良いのでしょう。

意識ではなく、行動を変える

「自信を持とう」と意識だけ変えようとしても、なかなか人は変われません。
でも「行動」を変えると、意識も後からついてくるらしいです。

たとえば僕は「朝のルーティン」を決めて少しずつ実行していますが、
何とか今も続けられているので、少しずつ自分に自信がついてきた気がします。

また、自分の理想とする人を思い描いて動くのも良いのだとか。
これは「イメージング」にも通じるものがありますね。

注意点として、高すぎる目標は(成果が出ず)自信の低下を招く恐れがあるので、
なるべくミニマムな目標を立ててコツコツとクリアしていくのが大事だと思います。

パパ
パパ

例えば「ブログの編集画面を立ち上げる」という行動目標を作って行動をするだけでもOKです。それをジャーナリングでTODOに書いておき、後からチェックマークをつければ「行動できた」という証明になります。とにかく、行動あるのみです。

言い訳をやめて、やりたくないことから片づける

「今日は体調がイマイチだから…」「明日でいいか…」という言い訳は、誰しもが心の中から勝手に出てくるものだと思います。

本書では、自信がある人ほど「やりたくないこと」を先に片付ける傾向があると書かれています。

確かに、そもそも論として「やりたくないこと=出来る自信がないこと」だったりします。

自信がある人は、そもそも「出来る自信がない」なんていう考えに至る前に行動しています。

自信がない人ほど「やりたくないこと」を意識的に片付けるようにした方が良い。そうすれば、結果的に自信がつく…というのは、何となく「確かに」と思える理論です。

第一印象で「これは手間のかかりそうな仕事だなぁ…」と思った事でも、意を決してやってみると意外とアッサリ終わったりするもの。

「嫌だなぁ…」と思った事から行動して、それを何度もクリアすれば、確実に自信がつくでしょうね。

パパ
パパ

「これが出来たら、自分に自信を持てるぞ!」と意気込んでトライするのも大事かもしれません。出来なくても、挑戦した自分を褒めてあげましょう。

身体の動きで気分を変える

本書では「パワーポーズ」「グー(握り拳)」といった「体の動きで気分を変える」方法が紹介されています。

「パワーポーズ」はアメコミのヒーローの立ち姿のようなもので、「胸を張って腰に手を当てて立つ」といったイメージです。実際、やってみると確かに気分が前向きになります。(何と、テストステロンも出るんだとか)

あと、拳をギューッと握り込む「グー」も、「これから戦いを始めるぞ」みたいな気持ちになって気持ちが前向きになるようです。

モヤモヤした時は、握力トレーニングのグリップをニギニギするのも良いんだとか。早速、部屋の片隅で腐っていたパワーグリップを掃除して机の片隅に置いてみました(笑)

あと、僕の場合は散歩中にこの2つを意識すると、かなり元気になれる気がしています。胸をしっかり張って、拳はグーにして、少し早足で歩く…これだけでも、全身にパワーがみなぎってきます。

パパ
パパ

普段の行動に「ワンポイント」を足す事で自信もつくなんて…やはり、知識って凄く大事だなぁ~…と感じています。

思い込みの力

「自分はこういう人間だ」という思い込みは、現実にも力を及ぼします。

これは結構、有名な話なのでご存じの方も多いかもしれませんが…単純に思い込もうとしても、上手く行かない事がほとんどかと思います。

僕自身がそうで、今まで色々と「思い込み」を試してみましたが、結局は自分のネガティブさに負けて上手く行きませんでした。

本書では、「ネガティブな思い込みをポジティブに変換する」というテクニックが紹介されています。

例えば、僕であれば…発達障害の傾向があるので「僕は普通の人にはなれない」というネガティブな思い込みが何十年も積み重なっています。

この状態で「大丈夫、上手く行く」なんて思いこもうとしたって…無理ですよね?(笑)

なので、この思い込みを「ポジティブ」に変換する事から始めるんです。

「僕は発達障害の傾向がある。だからこそ、普通の人には出来ない事が出来るし、今もやっている」という感じで、本来なネガティブな思い込みをポジティブ方向に修正して上書きする、というイメージです。

誰しもが、ついつい頭の中に出てきてしまう「嫌な思い込み」を、プラスの方向に変化させ、さらに強く思い込む事が出来れば…それもまた「自信」になっていくと思います。

パパ
パパ

僕の場合、発達障害の傾向があるけど、そのおかげで切り抜けられた(遭遇しなかった)リスクも沢山ありますから。なるべくポジティブに考えていきましょう。

「全体としてはOK」という考え方

ちょっと失敗したり、予定通りにいかなかったりすると、そればかり考えて落ち込んでしまう人は多いのではないでしょうか。(僕です)

このような状況で「今すぐに」使えるテクニックとして「全体としてはOK」という考え方があります。

例えば仕事でミスをしたり、プライベートで嫌な事があったとしても、「全体(人生)」で考えると「まぁ、こういう事もあるよな(あったよな)…」くらいに思えるはずです。

だから、一つ一つのミスに落ち込みそうになったら「いやでも、全体としてはOKだわと考えれば、いちいち落ち込まなくなります。

これ、何気にめちゃくちゃ重要なんですよね。僕は最近、日記をつけているんですけど、そこでもこの考え方を主軸にするようにしています。

「今日は全然、ブログにも投資にも時間を割けなかった。でも、アルバイトはやってきたし、家事も出来たし、家族と楽しく会話も出来た。全体としてはOKだった

こんな感じで1日を締めくくると、憂うつな気分にはなりません(笑)

パパ
パパ

慣れないバイトで案の定、ブログを書くスピードは落ちちゃいましたが…それでも、全体としてはOKです。少しずつ、前に進めば良いのです。

まとめ:自信は「ちょっとした工夫」の積み重ねで作ろう

本書に書かれている58個のヒントは、どれも簡単で実践しやすいものばかりです。

58個を全て生活に取り入れる必要はなく「自分に合うもの」を一つ一つ試していくのが良いと思います。

実際、本書を読んでいくつかの行動を生活に取り入れた結果、前よりも気持ちが前向きになっているように感じます。

これが習慣化できれば、「何かあの人、いつも自分に自信があるよなぁ」なんて人になれる日も来るかもしれませんね。

自分に自信が持てない人ほど、読んでみてほしい1冊でした。(片手間に読めるくらいのライトな感じなのも良かったです)

パパ
パパ

自信は一朝一夕では作れませんから、やっぱり毎日の習慣が大事ですよね!

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