※相場についての雑感は昨日の記事で書いたので、今回は「高配当株の買い時」のみです。
<高配当株の買い時(米国編)>
僕は米国株では個別株を(ほぼ)やってないので、高配当株ETFのみ見ていきます。
主な高配当株ETFについて、直近の分配金から割り出した利回りがこちら。
- SCHD … 3.94%
- VYM … 2.91%
- HDV … 2.86%
- SPYD … 4.15%
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HDVは3月の分配金がいつも少ないので、これだと他のETFよりも凄く配当が少ないように見えますね。(大体、VYMよりは多くてSPYDよりは少ないって感じです)
上記4つのETFについて、買い時を探るためにコロナショック時の底値の利回りを確認しておきましょう。
SCHDは、コロナショック時の底値が13.17ドル(2020/3/23の終値)に対し、その直後の分配金は0.147ドルでした。この時点での利回りは4.46%。
VYMは、〃底値が60.97ドルに対し、その直後の分配金は0.554ドル。この時点での利回りは3.63%。
HDVは、〃底値が61.93ドルに対し、その直後の分配金は0.914ドル。この時点での利回りは5.9%。
SPYDは、〃底値が21.02ドルに対し、その直前の分配金は0.396ドル。この時点での利回りは7.53%。
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コロナショックの時は、HDVとSPYDの利回りが凄すぎて、まさにバーゲンセールって感じでしたね。当時はどこが底か検討もつかなかったので、月に10万円くらいしか買えませんでした。(そして、あっと言う間に買い場が終了…)
今の相場と上記を単純比較は出来ませんが、何となく見えてくることは…
- SCHD、VYMは底堅く、暴落時でも利回りが急上昇する可能性は低め。(通常時より+1%くらい)
- HDV、SPYDは上記に比べると暴落耐性が低く、利回りが急上昇する可能性あり。(通常時より+2%も狙える)
暴落の1番底ではSCHDやVYMなどの底堅い系のETFを仕込み、2番、3番と底が深くなっていくにつれてHDVやSPYDといったETFを仕込む…という立ち回りも面白いかもしれません。
ちょっと短いですが、まだSCHDの買い注文を入れていない事に気付いたので、今回はここまで。
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