最近、不安になることが増えました。
お金のこと。
仕事のこと。
子どもたちのこと。
そして、自分の将来。
頭の中で「もしも」が何度も再生されて、
そのたびに心が少しずつ疲れていく。
そんな日が続いていました。
まあ、僕は昔から心配性なので
「こういう性分だし、仕方ないよな」
と思って、瞑想をしてみたり、運動をしてみたり。
その時は楽になるんだけど、
気付いたらまた不安が出てくる。
でも、ある日ふと…
「この不安って、どこから湧いてくるんだろう?」
と思って、少し考えてみました。
不安の裏側にある「失いたくない」という気持ち
人は、何も持っていなければ失うこともありません。
でも、今の僕には守りたいものが沢山あります。
一緒に暮らす家族。
子どもたち。
妻との何気ない日常。
そして、これまで積み上げてきたもの。
気付けば、僕はこんなにも得難いものを沢山持っている。
だからこそ、
「もし、これを失ったらどうしよう」
と考えてしまう。
よくよく考えると、最近、僕がよく抱く不安は
「今が不幸だから生まれている」
というより、
「今あるものを失いたくないから生まれている」
という部分が大きいんじゃないか?と思いました。
そう考えると、少しだけ不安の「見え方」も変わってきます。
未来の心配で、今日を失う日々
将来に備えることは大切です。
貯金、投資、健康、子どもの将来…などなど。
心配だからこそ、備えようという気持ちが生まれます。
でも、
「備えること」と、
「まだ起きていない不幸を、今から何度も体験すること」
は、全然、違います。
僕は最近、後者ばかりになっていました。
「もし病気になったら」
「もし収入がなくなったら」
「もし家族に何かあったら」
そんなことを考えていると、
実際に起きた訳でもない事が「疑似体験」として積み重なる。
今日という一日が、少しずつ削られていく。
でも…人生って、いつまでも続くわけじゃないんですよね。
僕もそうだし、家族みんなもそう。
いつまでも、元気でいられる保証なんてない。
そして、人生って、突然、予期せぬ事が起こるもの。
だったら…
まだ起きていない未来の不幸を心配し続けるより、
今ここにあるものを、ちゃんと大切にしたほうがいいんじゃないか。
そう思う気持ちが強くなってきました。
「今」を大切にしたい
こんな事を延々と考えていると、いつの間にか、
不安な気持ちよりも
「もっと家族との時間を大切にしたい」
という気持ちが強くなってきました。
別に、特別なことをする必要はなくて。
一緒にご飯を食べる。
子どもの話を聞く。
くだらないことで笑いあう。
妻と何気ない雑談をする。
そういう時間。
今までは、
「そんなの当たり前」
と思っていたかもしれない。
でも、よく考えたら、その「当たり前」がずっと続く保証なんてない。
そう思うと、何気ない日常が少し違って見えてきます。
夫婦の関係も、もう少し大切にしたい
そして最近、妻との関係についても考えるようになりました。
付き合っていた頃、何度か「好き」と言ったことがあります。
でも、妻から返事が返ってくることはありませんでした(笑)
妻は、口で言うよりも行動するタイプ。
言葉はなくても、色んな愛情を僕に示してくれました。
返ってこない言葉を言い続けるのも、相手に重荷を背負わせる
ような気がして、いつの間にか言わなくなりました。
気づけば、もう10年近く言っていません。
今さら言うのは…かなり恥ずかしい(笑)
でも最近、
「もう少し、自然に愛情を伝えられる夫婦になれたらいいな」
と思うようになりました。
とは言え、いきなり恋人みたいになる必要はないと思います。
まずは、
「ありがとう」をちゃんと言う。
何かしてくれたら、
「助かったよ」と、しっかり伝える。
その他には、
妻が疲れていると感じたら、自分にできることをやる。
話をするときは、目を見てちゃんと話を聞く。
(スマホを触っていたら、必ず置いてから…)
そういう、小さなことからでいい。
そうやって少しずつ、二人の間にあるものを
大切にしていけたらいいな…と思っています。
もしかすると、その先に「好き」と自然に言える日が
来るかもしれません。
……まあ、道のりは長そうですけどね(笑)
幸せって、案外「当たり前」の顔をしている
昔は、
「幸せになりたい」と思っていました。
でも最近は、少し考え方が変わってきました。
幸せって、どこか遠くにあるものじゃなくて、
すでに目の前にあるものなのかもしれない。
そう思うんです。
朝、子どもが起きてくる。
一緒にご飯を食べる。
妻と何気ない会話をする。
子どもたちが学校から帰ってくる。
…そして、何事もなく一日が終わる。
そんな毎日。
あまりにも当たり前なので、つい見落としてしまいます。
でも、本当はものすごく大切な時間なのかもしれません。
不安になったら「何を失うのが怖いのか」を考えてみる
不安そのものを、完全になくすことはできないと思います。
僕はたぶん、これからも、毎日のように心配をするでしょう(笑)
でも、そんなときには一度、
「自分は、何を失うのが怖いんだろう?」
と考えてみてもいいのかもしれません。
その答えの中には、
自分が今、大切にしているものが入っているはずだから。
僕の場合、それは家族だったり、今の生活だったり、
これまで積み上げてきたものだったりします。
そう考えると、不安というのも、
ただの邪魔者ではないのかもしれません。
「それだけ大切なものがあるんだよ」
と、教えてくれているようにも思えます。
今日をちゃんと生きる
将来に備えることは大切です。
僕はこれからも資産形成を続けるでしょうし、
健康にも気を付けるでしょう。
できることは、ちゃんとやっておきたいから。
でも、それと同時に、
未来のために、今日を犠牲にしない。
これも、同じくらい大切なんじゃないかと思っています。
いつか終わる人生だからこそ、
今日のご飯をちゃんと味わう。
子どもとの会話を楽しむ。
妻との時間を大切にする。
そんなことも、ちゃんとやっておきたい。
最近の不安は、僕にそんな当たり前のことを思い出させてくれました。
まだまだ心配性は治りそうにありません。
それでも、以前より少しだけ、
「今あるもの」に目を向けられるようになった気がします。
未来のことを心配するのは、ほどほどに。
せっかく今ここにある幸せを、
ちゃんと味わいながら生きていこうと思います。

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