「在宅で1日8時間(以上)働く」
こう聞くと「家だと、誘惑が多くて大変じゃない?」
と思う人もいるかもしれません。
確かに、僕も最初の頃は色んな誘惑に負けて、
思うように動けない時期がありました。
でも、ある時「これ、何か勘違いしてるかも」と思ったんです。
そもそも「8時間働く」というのは「8時間ずっとPCの前に座って
仕事”だけ”をし続ける」という意味では”ない”のでは…?と。
そう考えた結果、色々とやりようがある事が分かってきました。
大前提:人間は何時間も集中し続けられない
まず大前提として「何時間も連続して、休憩なしで働き続ける」なんてことは、
普通の人間にとっては難しいことです。(というか、無理でしょう?笑)
会社員だって、業務時間中にトイレに立ったり、飲み物を取りに行ったり、
ちょっと雑談をしたり、少しネットサーフィンをしたり…
仕事から意識を離す時間は、自然と発生しているはず。
それらをすべて「サボり」と断ずる人は(上司も含めて)居ないはずです。
(上司だって、たまにネットサーフィンをしていますよね?笑)
必要な事なので(暗に)認められている…というのが現実でしょう。
人間は機械ではありませんから、
休みなしに連続で働き続ける事はできないんです。
学校だって、50分授業をしたら10分休憩、というような時間割になっていました。
大学になると90分授業が基本ですが、途中に休憩を挟むことも珍しくありません。
それなのに社会人になると「始業から終業まで、昼休み以外は仕事に集中!」
という働き方が当然のように求められる。
僕は、これはあまり人間に向いた仕組みではないと思っています。
「8時間働く」と「8時間、仕事しかしない」は違う
僕自身、前職では「この仕事量を定時で終わらせるには、休んでいる暇はない」
という状況になったことがあります。
仕方なく、業務時間中は全く休まずに仕事をしていましたが、
それでも定時で終わる事は稀で、残業が常態化していました。
(周囲からは『生活残業』を疑われていたようです)
「一体、どうすればいいんだよ…」と、
途方に暮れたことを覚えています。
結局、当時の僕は休みなく働いていた事で疲労困憊し、
「常に能力が一段、二段と落ちた状態」になっていました。
やればやるほど能率が落ち、残業が常態化していったのです。
そういった経験もあって、今の僕は「仕事の時間を確保すること」と、
「その時間、ずっと仕事だけをすること」とは別の話である
と考えるようになりました。
「仕事の時間」は8時間、確保するけど
「1分も休まず仕事する」ことはしない。
具体的には、仕事の時間をまず8時間、確保する。
それを1時間×8コマに分割する。
そして「1時間に5~10分は休憩しても良い」ことにする。
こんな感じです。
「それだと、実働時間が減るんじゃないの?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、サラリーマンの労働だって、
常に「実働」で計算されてはいませんよね?
なので、僕はこのスタイルで「1日8時間(以上)働く」という事にしています。
僕にとっては、このやり方が「無理なく働ける」うえに、
「10分」の休憩時間で出来る事も沢山あるので、凄く気に入っています。
在宅なら「10分の休憩時間」に色々できる
10分もあれば、色んな事が出来ます。
・朝の食器を片付ける
・軽い筋力トレーニングをする
・軽くストレッチをする
・10分だけ瞑想する
・洗濯物を取り込んでカゴに突っ込む
・シャワーを浴びる … などなど。
もちろん、これは「勤務時間中に好き勝手していい」という話ではありません。
あまり細かく定義している訳ではありませんが、これらに共通しているのは、
「(身体を動かす事で)リフレッシュできる行動」
という点です。なので、当然ですが「スマホを見る」「TVを見る」といった
身体を動かさない行動はNGです。(瞑想など、例外はあります)
僕の場合、こうした短い休憩を挟むことで、
長時間でも仕事に集中できるようになりました。
ずっとPCの前に座っているより、一度立ち上がって身体を動かした方が
頭がスッキリしますし、その後の仕事も捗ります。
「座りっぱなし」は避けたい
僕自身、長時間座り続けるのが苦手です。
以前から慢性的な前立腺炎を患っており、
何時間も連続して椅子に座り続けるのが難しいという事情もあります。
ただ、これは僕に限った話でもありません。
長時間の座りっぱなしは、健康面でも問題視されています。
だからこそ「仕事だから、とにかく椅子に座り続ける」という発想そのものを、
一度見直してみてもいいのでは?と思っています。
在宅ワークでは「スタンディングデスク」を使っている人も多いですよね。
(僕も、安くて良い物がないか調べている最中です)
1時間に数分でも立ち上がる。少し歩く。身体を動かす。
それだけでも、ずっと座りっぱなしよりはずっとマシです。
「休むこと」も仕事の一部
僕は、家で仕事をするようになってから、
「休憩=仕事をサボる時間」とは考えなくなりました。
もちろん、休憩ばかりして仕事をしなければ、
それは単なるサボりですよ?(笑)
でも「仕事をする→少し休む(身体を動かす)→また仕事をする」
というサイクルは、長時間のデスクワークを強力にサポートしてくれます。
むしろ、休憩を一切取らずに8時間働こうとすると、働くことが苦痛になる。
僕はそんなふうに考えています。
「8時間働く」と聞いたとき、
「8時間ずっと仕事をしないといけない」と思う必要はない。
仕事のために8時間を確保し、その中で適切に休みながら働く。
そして、必要であれば別の日に仕事量を調整する。
(僕は土日にも時間を作って調整しています)
そんな柔軟な働き方ができるのも、
在宅で仕事をする大きなメリットの一つなのではないでしょうか。
「10分休憩」をダラダラ延長しない
ただし、ここで一つ問題があります。
それは「10分の休憩が、いつの間にか30分になってしまう」といったケース。
僕自身、最初の頃は結構やらかしましたね…笑
「ちょっと食器を片付けよう」と思って立ち上がったはずなのに、
「せっかくだからシンクも綺麗にしておくか」となり、
気付けば「休憩」のはずが、本格的な家事に発展し、
終わってみれば20分経っていた…なんて事もありました。
そこで僕は、机の上に置くタイプのタイマーを使う事にしました。
これは元々、子どもがスマホをやり過ぎないように買ったもので、
1分~60分まで設定できる簡易的なもの。(これが実に使いやすい)
仕事の合間に休憩するときは、
必ずこのタイマーを「10分」に設定してから動くようにしています。
この「休憩専用タイマー」が結構重要で、
「10分くらい休憩しよう」と頭の中で決めるだけだと、
ついつい延長してしまうし、スマホのタイマーを使っていると
いつの間にかスマホに夢中になってしまうことも…(汗)
なので、必ず専用のタイマーを用意する(100均でもいいです)ことと、
「10分経ったら必ず音が鳴る」という状態を最初に作る事が重要です。
そして、「ピピピ」という音が鳴ったら、問答無用で切り上げて仕事に戻る。
この「休憩の終了時間を自分で決めておく」という仕組みがあるだけで、
かなり仕事に戻りやすくなります。
在宅で仕事をする場合、「自由に働ける」というのは大きなメリットです。
その一方で、自由だからこそ、自分で仕事と休憩の境界線を作らなければいけません。
僕の場合は、その境界線を作ってくれるのが、
机の上に置くタイプの小さなタイマーです。
休憩をしっかり取る。でも、休憩はダラダラ延長しない。
在宅で長時間仕事をする場合、
こういう小さな工夫が意外と大切なのだと思います。

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